【自分の波を制御したい】


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ツイッター 9月4日

仕事したくない病にかかるって調子の悪い時。仕事やる気まんまんになる時は絶好調。僕はこのギャップが凄い。でも、これじゃイカン!と思うのだ。お仕事なんだから、自分の役目をきっちり果たさなくてはいけない。それには、安定した精神状態が必要だ。そう思ってあれこれ工夫をするのだがなかなか。

まずは朝だ。僕の朝は逆転しているから午後三時ごろだ。良い目覚めが大切だ。目が覚めたら朝食。コーヒーをゆっくり飲みながら何か食べる。それが理想なのだが、現実はそうはいかない。目が覚めるとすぐに覚醒してしまうのだから困る。まるでロボットみたいに、いきなりシャキシャキ動き出す。

起床⇒覚醒⇒ハイテンションなのだからすぐに僕は動き出す。朝食のことは忘れて、部屋の片づけ、ベッドメイキング、身支度を整えてあれこれガチャガチャはじまってしまう。すぐに思考しはじめるので、ぽわーんとしたくても出来ない。だったら仕事ギリギリまで寝ていればいいのに起きてしまう。

たいてい食事のことを忘れることが一番多い。朝食を忘れて動きだし、そのまま仕事に出かけてしまう。たまにLINEで、食事を食べたのか聞かれてやっとこ思い出す。あ、そうだった、忘れていた、となる。しかし、厄介なことに僕は食事を忘れるほどの時は、仕事で絶好調なのだ。キレッキレである。

朝食を忘れれば、延々と仕事が終わるまで食事を取れない。仕事の最中に食事を取る気にならないからだ。熱中しているからだろうけど、口にしたくない。しかし、生活はこんなんで、ピントがズレているときほど、仕事がはかどって調子がいい。精神的にも安定をしている。お腹は空くけれども頭が冴える。

仕事を全開で素早くしたいときは、食事を忘れるほどな精神状態の方がいい。ストイックになれる。逆に食事や睡眠をぐっすりとるような一見安定した精神状態の時は、何故か目が覚めても、疲れも取れずにスッキリせず、食事をいっぱい取って腹がいっぱいになってしまいだるくなる。そして仕事も進まない。

おかしい。身体に良さそうな生活をすると、具合が悪くなり調子を崩し、おまけに頭が回らない。そしてそんな時ほど、無駄に人と関わってしまい、余計に疲れる。僕には、ダークな生活のほうが身体に合っているのか。夜中近く、夕方に目を覚まして、何も食べずに腹を減らしたまま仕事をする方がいいのか。

仕事を安定的にこなせるように、あれこれ試してみたが、とても難しい。結局波があって不安定を必ず抱えてしまう。今日も明日もあさっても、いつも一定した自分になりたいのに、今日が良くても明日良いとは限らない。自分に自信もないので、人と約束することも難しい。日程を合わせることも困難だ。

この波をなんとか制御したい。まったくなんてわがままな精神状態なのだ。気まぐれでは仕事は出来ない。月曜日から土曜日まで僕は一定した自分が欲しい。機械が羨ましい。機械は一定している。人間はどうして一定出来ないのか。いや、僕は何故一定しないのか。一定するととても都合がいいのに。

いつも同じ高さで仕事をしたい。なんて思っても結果的にグダグダでやる気なしの時は、すぐ集中が切れてしまう。4時間くらいで集中切れ。帰りたくなってしまう。絶好調の時は、12時間でもひたすらやるっていうのにギャップが激しすぎる。この波の激しさはずっと抱えている。自分でも呆れるくらいだ。

どんだけ工夫しても、生活を変えようとしても結局駄目なら、この波のままやればいいやと開き直ってみるが、そうなると次に、いやいや、やっぱり仕事だ仕事と焦り出す。そして、何故か仕事をせずに事務所の掃除をしはじめる僕だった。僕はお勤めする人には間違いなくなれそうにない。酷いものだ。

精神状態さえ波もなく、穏やかに過ごせるのであれば、時間通りに動けるのであれば、僕はきっと普通に社会の中で働けるはずなんだ。他にも人と衝突することもあるかもしれないが、それは後回しだ。まずは基礎作りだ。昼夜逆転は絶対になおせそうもないから仕方ない。深夜の仕事と割り切るとしてだ。

ずっと穏やかな一定な僕。なだらかで落ち着いた僕。これを目標にしていきたい。仕事をする以上、僕は自分を制御出来なくちゃいけない。信用されなくなってしまう。あーもうどうしよう!大問題だ。とブツブツ言っていたら、僕の仕事関係者が「それじゃあ、今の仕事の切れ味なくなるかもしれませんね。」

関係者曰く、僕の波の酷さはある程度仕方のないことだと認識していて、むしろそれがあるから、ダウンした分アップするのだと期待しているのだそうだ。そして、その波こそ、僕の力を発揮しやすくしているのではないかと言う。ホウホウ。僕のことをよく観察してくれているものだ、有難い仕事仲間である。

発達障害を抱えていると、僕もそうだが自分では制御出来ない部分が多すぎる。それを周囲にわあわあ責められてもとっても困る。時間がわかっていないわけではないし、時計が読めないのか?だって?ちゃんと読める。まったく失礼なことだ。ただ、時間の認識が甘いのではなく、緩いのでもなく弱いだけだ。

時間の認識をしようと本人は克服するのに必死なのに、その必死さは他者には伝わりにくい。何を頑張っているのかなんて、見えっこないからだ。それを結果だけを見て努力が足りないと言われてもどうしようもない。そんなことを言われたら一層凹んでしまう。もがいているのを伝えたくても伝わらない。

そもそも、時間にぴったりに動くなんて芸当は時計が何個あっても無理である。そこの部分は弱いんだから仕方がない。努力や工夫はするが完璧には出来ない。仕事に情熱が無いわけでもないし、働きたくないわけでもない。一生懸命自分の精神状態の波を保とうとそれだけでもいっぱいいっぱいなのだ。

しかし世の中は時間に縛られている。なんでもかんでも時間だ。特に日本は時間ピッタリな国だ。時間を守らないとそれだけで全て無になることだっていっぱいある。僕は時間に超ルーズだ。だから約束が出来ない。そんなことを言えば即刻信用を失う社会だ。日本の国旗の日の丸が時計に見えてくるくらいだ。

僕は、わざわざこの時間ピッタリ国に生まれた。これには何か意味があるに違いない。まるでシャレにもならない。鉄道はピッタリ。数秒の遅れも無い。人々も時間ピッタリ。そして時間はピッタリに流れて行く。この時間ピッタリ国は僕を許さない。いいか?合わせろとばかりに僕をカチカチ責めたてる。

時間に合わせている生活。時間がメインの生活。時間時間。なんだ、時間がどうも一番偉いらしい。タイムイズマネーなんだから。馬鹿馬鹿しい。時間に偉そうにさせるなんて、いったいどうなっているのだろう。人間は、いつから時間に支配されてしまったのだろう。人間が時間に合わせるロボットのようだ。

だからこの社会は、僕が自分の波に合わせようとすることを全力で阻止してくるんだ。あくまで世界基準の時間に、ピッタリ合わせてほしいんだから。発達障害を抱えていて、時間認識に弱かろうが不安定だろうがお構いなしなんだ。そこに歪みが生じる。僕が波を抑えなくっちゃいけなくなる。なんてことだ。

僕は自分を守るぞ。僕には僕の波がある。僕の息遣いだってある。時間ピッタリ国に反抗しようっていうんじゃない。時間に正確なことは、文明が進んでいる証拠なのだから。しかしそれに合わせるとおかしくなるのなら、得意な人にお任せしておけばいいのだから。基準は必要だが僕には僕の時間があるんだ。

考えたらスッキリ爽やかだ。何もピッタリ国に合わせなくていい。僕は僕を生きることだけ、僕の時間を守ればいい。日本の基準の時間に合わせた方が良い人や、指針が欲しい人はそれでいいだろう。まったく問題が無い。共存しよう。約束は出来ないが、そんな人もピッタリ国には必要なのかもしれないから。


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