【母語録①】
僕は今まで母に育てられて来た中で、いくつも心を軽くしてくれる言葉がたくさんありました。
これからも、その言葉を思い出しながら生きていきたいと思っています。
以前書いた母語録に誕生日のことを書いたものがありました。
今となっては、もしかして母はわざとかな?なんて思うことです。

以前の母語録↓
大きなケーキを買ってきて、それぞれプレゼントを用意し食卓を囲む。
これだけは例外なく参加せねばならないのだ。
電気を消して「ハッピバースディ♪」の歌を唄い、おめでとうと拍手され火を吹き消すのが楽しみでならない。

僕は18才ですが、母曰く
「あなたは、特別に20才まで延長してあげましょう。」
とのことです。
ろうそくを吹き消す権利は、誕生日の本人だけの特権となっており、家族に祝ってもらえる本人は、嬉しさを隠せない笑顔を見せます。
きっと、ひきつりながらも嬉しくてくすぐったい顔をしていると思います。

↑ここまで

母は、僕たちの20才の誕生日までは、持ちませんでした。
それどころか、18才の時に亡くなってしまった。

母は、延長と言ったのにおかしいなあって思ったりして。
祝ってやるといった本人が居ないのだから。
そういえば、入院中、母はカレンダーに予定を書き込んでいました。
僕らの誕生日に花丸をして、ケーキの絵を書きました。
そして
「今年も必ず誕生日にはケーキとケンタッキーを予約してね。
私がもし存在しなくなっても必ずよ。」

と、ニヤリと笑いました。
何?と聞くと
「イタズラしたいからよ。今年と来年ロウソクを消すのは見えない私かもしれないわよ。」
と僕とサイくんをぞっとさせました。
もちろん、言いつけを守り予約を済ませました。
母が、20才まで延長すると言ったのは、それまでは、「現れる」ツモリだったのかな。

【母語録②】

母が入院しているとき、面会に来なくてもいいと言いました。
「病人が居るということだけでも家族はバランスを崩して大変なのだから、私の心配をするよりも、皆で力を合わせることに時間を割いてほしい。」
母は洗濯や売店への買い物なども、歩けるときには自分で最期までやっていました。

母のベッドの傍には、家族の写真を額に入れて、飾っていたのを覚えています。
僕は言いつけを守り、面会にはあまり行かずに、母代理をこなしました。
おかげで僕は、母が今までしてくれていたことを、
当たり前に受け取っていたことを、早めに気が付くことが出来ました。
だからこそ、最期にしっかりと母に御礼を言えたのです。

【母語録③】

仕事で時間に追われている僕に母は、
「時間や月日も全部、ただの数字の集まりなんだから、数字につぶされることはないわよ。
数字が好きなあなたなら、うまく付き合えるはずよ。
大切なのは、今何が重要なのかってことよ。
重要なものを優先させれば、数字なんて気にすることすら忘れるわよ。」

【母語録④】

「自分が煮詰まったり、空回りしているなと感じたら、
人に対して感謝が足りないとういうサインよ。
早速、人のために自分の手を尽くしてごらんなさい。
損得は考えずに、ただただ動くことよ。
そうすると、不思議と行く道が見えてくるわ。
人は人からしか、学べないものだってことだわねぇ。」

【母語録⑤】

「守っているものが剥がれて、自分を覆い隠すものが無くなった時。
人は、剥き出しになったことに、戸惑うものだけれども焦ることはないわ。
剥き出しになることで、今までの垢だって一緒に落とせるのだから。
成長のチャンスなの。
あなたも、ぐんぐん伸びていくために剥がれるのかもしれないわ。」

【母語録⑥】

「あなたが生きている地球には、何一つ人が所有できるものはないのよ。
全ては与えられたものだということ、肝に銘じなさい。
そして、何かにこだわって先に進めなくなったり、
失いたくないと不安になったら 、それは手放すことで楽になるのよ。
何故かって、必要なものは与えられているんだから。」

【母語録⑦】

「私が死んだからといって、母親っていうのはね、
あなたたちにとっては、永遠に母なんですからね。
死ぬということは、物質上だけのこと。
それは終わりを迎えたとしても、そこで消滅するわけでないのよ。
魂は、消えるどころか成長するのよ。
魂の母親は、子供たちが育てるものなのだから。」


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