母の言葉を集めました。

【母語録①】

診察のアナウンス。
「9番にお入りください。」
9番だって?何故末広がりの8番じゃないんだ。
もしかして、先生が9番が好きなのかな。
僕は1番がいいのに。
と、亡き母にブツクサ文句を垂れていたら、
1番は処置室だと言う。
だったら僕処置室でいいとぐずると
「あなたは、処置室で何とかなるレベルじゃないわよ。」
2016.1.23

【母語録②】

僕が友達に、ブタと言われたと母に言いつけると、
「あら、ブタは綺麗好きなのよ。」
と頭を撫で、
天然パーマを馬鹿にされたと言えば、
「あら、とても可愛いのに。ママは大好きよ。」
と言い、トロくさいなと言われたと言えば、
「亀もそうよ、マイペースでのんびり後でうさぎを追い越すわ。」
と返された。


僕は、友達を悪く言いつけているのに、
母は違う良い言葉で返してくる。それは、不思議と嫌な気分にならず、
自分の言い分を否定された気にはならなかった。
それを繰り返しているうちに、僕は悪口が気にならなくなった。
それが何故なのかは、わからない。
ただ、友達は違うことを言うんだ、とは思った。

友達は、違うことを言う。
僕のことを知っているわけでもないのに、ただ言う。
それを理解したのだと思う。
僕をよく知っている母は、僕を違う意味で捉えていたからだ。
ふうん、なあんだ。
と、悪口を言われる度に、何度も納得し、
僕の肩を抱き寄せる母に、頷きながら笑ったのを、今でも覚えている。


プラスの言葉しか言わない。
ってある意味凄いじゃない?
脳内変換がそうなっているのでしょうか。
僕はいつもマイナスの言葉を吐き、
その度に、母はマイナスを否定せず、プラスを与えた。
諦めずに与えてくれたおかげで、
僕は見事にマイナスの言葉すら、プラスに感じるようになったよ。
2016.5.22


【母語録③】

僕がふざけて
「僕のガラスのような心が傷付いたらどうするんだよ。」
と言ったら、
母は、
「まあ、あなたの心は、たとえるならば、マグカップですわ。」
と言った。
なんだそれと聞いたら
「ガラスのコップは、冷たいものしか受け付けませんけれども、
あなたは、温かいものを入れることが出来ますから。」


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