発達障害なう

ツイッターで、投稿したものをコピーしてあります。

2015年10月

【ご注意】このブログ(ツイッター含む)の文章の内容は、僕が障害を乗り越える過程です。現在進行形ではありますので、人によっては不快に思ったり、障害当事者の方は、フラッシュバックを起こす危険性もあります。文章で生々しく当時のことを再現しておりますので、閲覧される場合はじゅうぶんご配慮の上、自己責任でお読みください。また、自傷などは、一切僕はしておりません。
また、このブログに書いてあることは、あくまで、一障害者の発言であり、専門家の意見ではありません。僕の発言だけを鵜呑みにすれば、危険をともなうことになりかねません。そして、僕の文章は、全てを網羅するものでもなんでもありません。そして、発言内容を他者に押し付けるつもりもございません。その点、ご留意の上、お読みくださると幸いです。
【自己紹介】ADHD アスペルガー症候群 強迫性障害 反社会性人格障害 10才で診断。双極性障害は19才で診断。 小1からの出来事をツイートしています。発達障害関連無言フォローします。愛の手帳4(療育手帳B2)障害者手帳1級取得。精神年齢11才。亡母がアスペルガー・ADHD、現在19才。フリープログラマー♂ 2015年6月9日スタート

メダカを飼う

メダカに突然興味を持った僕。
自然の中でスイスイ泳ぐメダカはとっても美しいです。


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本日は、僕は夢中なメダカにかかりっきりでした。
水槽作りをコツコツ。
自然を作ってみたいとあれこれ試行錯誤中です。
ネットで仕込んだ知識でまずは、赤玉土を散々迷って買ってきて、
綺麗に洗い水槽に敷き詰め、その上にビニールを敷いてそっと作っておいた水を投入した。
ああこれだけで自然っぽい!

ビニールの中に居るメダカが、
「はよしろ!!」
と叫んでいるような叫んでいないような、
でも、焦るとロクなことがないから、ゆっくりじっくり作ります。
水が澄んで来るというけれども、いまいち信じられないくらいの濁りっぷり。
いやあ、本当かなあ、と不安に思いながら待ちます。
待ってねメダカくん!

ちなみにこれもまた知人にまでお願いして、
苦労して入手したメダカは、
ヒメダカ・楊貴妃・みゆき・川で採れた謎のメダカ。
と、いうわけで4種類。
いきなりの4種類!やばい、これは気合を入れて
自然のアクアリウムを作らねば!
おまけに水草までゲット。
水槽に水草を入れると本格的にメダカの家っぽい!

僕は既に有頂天。
夢にまで見た自然がすぐそこにある。
さっき、水を入れようとして盛大にこぼしたことも、
パンツにまでかかってしまって悲鳴を上げたことも、
今となっては気にならない。
一緒にメダカと入れる予定のエビまで準備。
エビってミニサイズでもエビのカタチしているんだね!
ビックリだ。

待つことが苦手な僕にとっては、水作りは苦行だった。
何度覗いてみてもわからないのに、ジロジロ見てただの水を観察する。
水温を計ってみたり、メダカが死んでいないか心配したりと落ち着きが無い。
初めて触る水草もそうっと見てみる。
凄い根っこでクラゲみたいだ。
モジャモジャで怪しさ満点。

たかが、メダカと思って舐めていたら大変だった。
メダカを育てるには、自然の状態にしなくっちゃならん、と
僕は息巻き、せっかく育てるのなら繁殖もしたい。
と、言うことでもしかして産まれちゃったら用のコンテナまで別に準備。
気が早すぎるような気もするけどまあいいだろう。
いいパパになれるかも!

夏にはじめた金魚ちゃんの水槽も含めると、
全部で一気に7つの水槽になった。
メダカの水槽はとっても小さいけれども、
金魚ちゃんは大きな水槽に引っ越したので、
これもまた優雅!本当にたまらん。
ヒラヒラがたまらん!
僕は仕事中に水槽を眺めるので、目の保養に非常に良い。
メダカも仲間入りだなあ!

水槽の準備が出来て、恐る恐るエビを先に入れてみる。
ちょっと跳ねたので、僕は声をあげてしまった。
何、エビって跳ねるのね!
と思いながら観察すると、エビ速!エビってスイスイ走っているんだか、
泳いでいるんだかわからん動きが速!
しかも透明に近くて見つけにくい。
もっとノンビリなのかと思った。

エビの投入が終わると、いよいよメダカ!やっとメダカだよ!
温度を合わせて、水を合わせて、焦らして焦らして作戦でメダカを投入完了。
品種によってそれぞれ違う水槽を準備したので結構大変だった。
なんてやってたら、エビが!
跳ねて外にピョーンっと出た!
うわあああ、と僕。
これはどうしたものか。

しかし、死んだら困る。
急いで水作り用のコップで救出。
ああ、心臓が飛び出るほど驚いた。
おまけに、まじまじとエビの全身を見てしまった。
知らない世界の何かを見ちゃった気がする。
水が多くて跳び出してしまったようなので、早速水を少なくする。
まったく元気なエビだなあ。エビ恐るべし。

しかし、僕もすっかりメダカおたくの気分。
何でもやり出すと徹底的にやりたくなる。
頭の中はメダカでいっぱい。
そして待ちに待った、お楽しみの時間。

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メダカ鑑賞である。
これね、本当に最高!スイースイーッってメダカは泳ぎ、
水槽の水もとっても綺麗。
これがどんな風になって行くのかとっても楽しみ!

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メダカを撮ろうと苦労した。
うーん、なかなか上手に撮れないなあ。
水槽は、百円均一と、元金魚宅。

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毎日、仕事場でメダカを眺めながら過ごしています。
これから冬になるので、冬越しをさせるために準備もはじめようと思います。



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スーパーに一人で買い物

現在は、コンビニには、深夜なら買い物に行けるようになりました。
お会計は、お財布ケータイでスマートに支払いを出来るので、
お財布からコインを選んでいるうちに、店員さんに話しかけられて
頭が真っ白になることもありません。

お財布ケータイはとても便利なので、酷使しています。
残高もすぐに自分で確認が出来るし、チャージも千円単位ですからね。
僕は、五千円か、一万円でチャージすることが多いので、
管理も把握もしやすいです。
おまけに、財布を持ち歩かなくて良いので、失くすこともありません。

細かいレシートはもらわずに、チャージ分だけ把握すれば、
お財布もふくらまなくっていい感じです。

コンビニが使えるだけでも、ずいぶんマシになったかなと思っています。



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ツイッター10月9日

僕は、今日吐き気と鼻水と一緒に、涙目で一人でスーパーど真ん中に居た。
深夜のコンビニで慣れて来たので、買い物出来ると思ったのに、やっぱり厳しかった。
止めておけばよかったと、カートを押しながら
「フェッ、フェッ」
と鼻をすすりはじめてしまった。
助けを呼びたくても一人しか居ない。

食材が何か欲しかった。
お米も切れてしまって欲しかった。
トイレットペーパーも欲しかった。
コンビニばかりで、飽きてしまった。
ネットスーパーを頼もうと思ったが、配達時間が合わずに頼めなかった。
最近、いろいろ出来ることが増えたから
僕は、もう買い物くらい大丈夫なんじゃないかと勘違いをした。

スーパーの入り口に入ったら、カートにカゴをセットして深呼吸した。
目の前にはたくさんの人が居るが、顔を見ないようにして商品の棚を見ながら歩いた。
お米を探したが、目にたくさんの色と文字が飛び込んできてクラクラした。
大きな音でアナウンスが鳴ったり人とぶつかったりして頭が真っ白になった。

何を買いに来たのか忘れてしまった。
メモもしてこなかった。
思い出すように商品の棚を端から見て歩いた。
歩きながら、やっぱり無理してでも、妹に同伴してもらえばよかったと後悔した。
さっきまでは、妹と買い物をしていたのに、そこで僕は失敗をしてしまい、妹に叱られてしまった。
妹を怒らせたのだ。

妹は、薬局に用事があると言った。
僕は買い物をしたかったので、一緒にくっついて行った。
妹は僕を上手に誘導してくれる。
よそ見をしたり落ち着かないと、手を引っ張ってくれるのだ。
無駄なものを買わないから、安心して付いていられる。
薬局に入ってすぐにハンドクリームにくぎ付けとなってしまう。

ハンドクリームはたくさん種類があり、どれも良い匂いがした。
僕は「テスター」と書かれたものを手に取り手に塗り付けて行った。
それぞれ匂いを嗅いで塗り付けてみる。
両手に付けてみてもまだまだハンドクリームはある。
僕は嬉々として、腕まくりをして腕にまで塗り始めた。
どれにしようと悩んだ。

妹は、自分が欲しいものを見に行っていた。
僕はハンドクリームに没頭し、ジロジロと説明を読んだり、塗り付ける。
ちょっと高めのハンドクリームが気に入り、手に持ったまま、ふと目をやるとまたチューブが並んでいた。
僕はそれもハンドクリームだと勘違いをして、今度は顔に塗り始めてしまった。

どれがいいだろうと、塗り始めるが、結局よくわからない。
困ったな、と思っていたところに妹が商品を手に戻ってきた。
「もう行くよ。」
と僕の顔を見て
「あれ?」
と言った。
「何を塗ったの?」
僕は手にしていた「テスター」と書かれたチューブを見せて
「ハンドクリーム」と答えた。
「何をしているの。」

僕が塗りたくっていたものは、女性用のファンデーションだった。
僕は真っ白な顔になっていた。
ただのチューブでハンドクリームだと思っていたのに、肌色に気が付かなかった。
妹は、僕の手からテスターを取り上げて
「行くよ。」
と僕の手を取ろうとしてギョッとした。
僕の腕は全部ぬるぬるだったからだ。

「こんなに塗っちゃダメでしょう!」
と言って、僕を睨みつけた。
どれにしたらいいのか選んでいただけなのだが、こんなに塗っていけないとは知らなかった。
僕は一番値段の高いハンドクリームを昼間と夜用を買うことにして、一緒にレジに並んだ。
そこでレジの周りにあるPOPをいじくってまた叱られた。

完全に落ち着きが無くなった。
お金を出したくても、お金の種類がわからなくなってしまった。
どこにいくらです、の表示が出るのかもわからずに、あわあわしてしまった。
突然、逃げたくなって、会計中にレジの場所から離れてしまった。
妹にまた叱られた。
じっとしていなきゃダメだと言われてしまう。

次にスーパーに一緒に行ってもらおうと思ったのに、妹を完全に怒らせてしまった。
僕はシュンとなり、一人で行くことにしたのだった。
しかし、それが間違いだった。
スーパーの真ん中で涙を堪えて買い物をする羽目になってしまった。
妹のために卵焼き器も欲しかったのに、どれだかわからない。

四角いのだってわかっているのに、判別がつかない。
よーく文字を読むと卵焼きだとわかるのだが、IHで使えるものなのかわからない。
あると思っていたものが無いので、更にパニックになってしまった。
お米を思い出し、お米を探したが「無洗米」と「5キロ」の両方が一致したものをうまく探せない。

目を皿のようにしてお米の袋を見てやっと両方が一致するものを探し当て、カートに突っ込んだ。
目は既に涙目で鼻水と吐き気が止まらず、おえおえとなりそうになる。
さっき塗りたくったファンデーションで顔に違和感を感じたので余計にだった。
アウトだ、もう駄目だ。
そう思い電話にすがった。

知人に電話をし、泣きそうに嗚咽しながら、
「ウェウェッ」と「ヒックヒック」
で相手には僕がパニックになっていることがわかったようだ。
とにかくレジに誘導をしてもらい、途中よそ見をしないように指示してもらった。
レジで店員さんに助けてもらいながら会計をして、なんとかお米はゲットした。

スーパーでは僕は周囲を気にする余裕はないが、おそらくとんでもないことになっていたとおもう。
大の大人(に見える)の男が半べそで米を買っているんだから、どんな事情だと言う感じだろう。
出口に向かいながら、僕はヒクヒクしながら、二度と一人で来るものかと思った。
まだ無理みたいだと自覚した。

人の刺激に弱く、商品の色も文字も刺激になってしまい、全部頭の中に飛び込んできて惑わされてしまう。
おまけに音も酷く煩い。見たこともないような人々ばかりで混乱する。
キャパをあっという間に超えて買い物どころじゃなくなる。
僕にはもうちょっと訓練が必要かもしれない。
そう今日は思った。 




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母語録 第三弾

いつも母は、僕のことを上手に誘導してくれていると思います。

無理強いせずに、時にはユーモラスに
気づかせるようにしてくれる母の言葉がとても好きなのです。


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失敗して笑い話にするのは良いが
乗り越えてからにしなさいよ
失敗を肥やしにするのは良いが
失敗にこだわるのはやめなさいよ
成功は失敗の積み重ねだからと言って
失敗にも質があるわ
道先の無い失敗を重ねれば自信を失いますよ
良質な失敗こそが成功に繋がるのよ


心の弱さを発見したら
自分であたためなさい
冷たくしては心が冷え込むだけよ
誰からでもない自分であたためなさい
誰かにあたためてくれなんて
言うことではないのよ
もしもそれが出来たのなら
あなたは誰かをあたためることが
出来るようになるのだから


子育ては衣食住を提供するだけのモノであって
成長してきたら衣食住を
自立出来るように教えたわけではないわ
そんなことは教えなくても結構
あなたは自分で考えなさい
そしてコツを知りたければ学びなさい
子育ては育てるだけのものよ
立つかどうかはあなたがやることだわ


好きなことをやって時間を潰すとしても
嫌いなことをやって時間を潰すとしても
なんにしても同じ時間だわ
どちらが良い選択なのかは
気の済むようにやりなさい
あなたの時間なのだからお好きにどうぞ
とっくにプレゼントしたのよ
あなたという時間をね
それが母だってことなのよ


サイが自信が無いと言うと

自信がない?
自信って自分を信じるってことよ
自分がわからないのなら
人もあなたをわからないわ
だからわかってくれなどと言えませんよ
自分を知りなさい
自分専門家になることね
あなたにしかなれない専門だから
研究するうちに自信もつくわよ


家族の時は永遠ではないわ
常に流れているものよ
それぞれのステージがあるのだから
今は集まっていられるけれども
一人また一人と卒業するものなの
学校のようなものね
良い家族だったのか
悪い家族だったのか
それはそうとしても
学校で人生は決まらないわ
あなたはあなたです


こどもが障害があるって知った時
特になんとも思わなかったわ
何故かってわたしには発達障害の知識も無かったし
知ったところでとりあえず
人間のこどもならなんとかなるでしょうくらいにしか
今でも思っていないわよ
何か問題でもある?


わたしは45を超えてから
障害がわかったのよ
確かにおかしいなとは思っていたわ
いちいちうまくいかないし失敗するし
それでも良かったわよ
下手にADHDですなんて言われていたら
もしかしたら自信を失って
甘えていたかもしれないわ
って前向きに思うようにしているのよ


人に出会ったら良いところを見なさい
人に出会ったら好きなところを見なさい
だってあなたもそうでしょう?
良いところ好きなところがあるから
生きて行けるんだものね
悪いところ嫌いなところばかり見たら
人間は生きて行けなくなるらしいから
生きる秘訣なのかもしれないわ


あなた達が発達障害を持って生まれたことも
わたしはマイナスには思っていないのよ
そもそもプラスもないわよ
こどもには何も無し何も無くても育てるのが母だものね
何かあるようにするのは個人のことだもの
期待がよくわからないのよ
期待ほど見えないものはないんだもの


双子の兄弟を10才から一緒に育てられなかったことに対して
「その子にはその子の居場所があると思ったわ。
家族の中でしんどいなら
物理的に離すことを選択したの。
二人を生かす方法だったのよ。
もしも一緒に居たら、お互いに潰してしまっていたわ。
わたしは光を消したくなかったのよ。」


僕たち兄弟は、揃って目つきが悪くて背が高く黒い服を好む。
まるでスパイのようだ。
出かけたときに母にくっ付く二人を見て母が
「あなたたち、いつから母親のボディガードになったのよ。
まるでシークレットサービスみたいね。
でもわたしは一般人よ。
悪いけど解雇するわ。」


サイは母が大好きだ。
見ていればわかる。
そんな二人の微笑ましいところを見てしまった。
母が寝る時にサイを呼んで
「おやすみなさい。握手しましょう。また明日会いましょうね。」
そう言って握手を求める。
サイは手を握りブンブン握手する。
もちろん僕は呼ばれても無視をしている。


母はだいぶ破天荒な人物だ。
何しろ思いつきの衝動性が強く、大雑把なので子育てについても適当である。
その大雑把な人から
繊細な兄弟が生まれたのだから面白い。
この組み合わせは味があったのだろう。

母曰く
「ソースと醤油のようなもの。
どちらも無くてはつまらないもの。」
だそうだ。

そして、母曰く

「子育てもそうなんだけれども、料理みたいなものよ。
料理もね、慣れてくるといちいち調味料を計ったりしないで作るでしょう?
それと同じなの。
最初はレシピを見たり教わるけれどもコツさえつかめば
あとは、勘よ。勘。」


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兄vs僕

【兄vs僕】

ああ、厄介だ。
自分の障害でも面倒くさいのに、双子の兄のサイは日々僕を悩ませる。
サイは僕のことなんてお構いなしにあれこれ要求してくる。
僕を試してくる。
サイがアスペルガーだから、サイコパスだから。そんなことはどうでもいいだろう。
僕は、僕に与えられた課題だと思っている。



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兄に手がかかる時間。
それは正直頭に来ることばかりだ。
なんて自分勝手でどうしようもない思考回路なのか呆れる。
しかし、それには原因がある。
サイは嫌がらせをしているわけでもなんでもない。
僕はそれがわかるから困る。
僕だって同じことをするからだ。
そういう脳なんだから、しょうがない。

僕も今のサイのように、酷い有様だった。
そういう時期もあった。
あの頃は僕はどうにかしていたわけでもない。
自分にとっては、いたってまともなのだが、社会に受け入れられなかったり、集団の中で過ごせなかっただけだ。僕はあれからずいぶん勉強をしてきた。
人のこと、親のこと家族のこと。

サイは、勉強してこなかったわけでもない。
今は兄弟で社会に対しての免疫が違ってきてしまったが、ただ発達が遅くてゆっくりで、自分の扉が重くて、もしかしたらその扉が頑丈過ぎて、もうどうにも自分では開けられないだけなんだから。
兄を見ていると僕を見ているようだ。
しかし決定的な違いがある。

僕は底抜けに明るい。
お調子者だろう。
いわゆる陽なのだ。
なにしろおしゃべりだし、興味の範囲も広い。
心がざわざわしていても、外に出すタイプだ。
だからぎゃあぎゃあ煩い。
僕にはADHDという特性があるからかもしれない。
しかし、サイは違う。
まるで逆だ。
陰だ。
心を内に秘めてしまう。

僕らは、陰陽で考えるととてもわかりやすい。
同じ障害を持っていても特性なんて出方は人ぞれぞれだ。
僕はサイがあれこれ僕を困らせても、憎いとも思わない。
むしろ、兄のそのこだわりの強さに驚くばかりだ。
僕ならすぐに飽きてしまうようなことも、兄はしつこく自力でやり遂げるのだから。

僕は、サイに何が出来るのだろう。社会から遠く遠く、離れてしまっている兄に僕は何が出来るのだろう。
手を引っ張って世界に出しても、兄はおかしくなってしまうだろう。
そんなことをしても何も良くはない。
兄には兄なりの生きる場所があるのだから、強制しても仕方がない。
可哀想でも無い。

でも、ひとつだけ、僕と違うことをサイは言った。
まるで、何も感じない顔でサイは言った。
「もし、次に生まれ変わったら、僕は障害無く生まれてみたい。結婚をして、子供を持ってみたい。社会に出て仕事をして給料をもらってみたい。今はそれが出来ないが、だからといってこれも悪くない。」

兄だって、どこかでしっかりわかっているのだと思った。
まるで、人間が順番で役目を果たしているみたいに言った。
悲しい気持ちなんて僕たちにはわからない。
だからこそ、しれっと言える。
僕は、そういう兄に
「ああ、そうだな。でも、僕は次を考えられない。さすがサイだな。」
と素直に褒めた。

そうすると、サイは、ニヤリと笑って嬉しそうにした。
まるで次のことを思いついたことがとってもあたたかくてわくわくするような顔だった。
僕はこの時に思った。
兄は、兄の時間は僕よりもゆっくりだ。
次も含めて、自分を生きている。
僕は今を生きている。
そうしてサイは僕にたくさん言葉をくれる。

時間が時間の経ち方が違う。
羨ましいなとも思った。
僕もサイ、兄のように、自分の時間を生きて見直さなくてはいけないと思った。
「なあ、お前。先のことなんてどうでもいい。結果を見てばかりでは、今をやれなくなる。そういうことばかりだ。生きることはめんどくせえ。めんどくせえから生きるんだ。」

兄の言葉に二人で大笑いした。
僕は
「ああ、そうだ、めんどくせえ。めんどくせえことばっかでうっとうしいな。馬鹿馬鹿しいことが多い。」
兄はフムフム頷いて、
「ああ、そうだ、馬鹿だろう。
人間は馬鹿だからな。だから生きているんだ。
馬鹿でいいってことさ。
生きるってものは馬鹿だから生きるんだ。」

二人は双子だからか、こうやってよくクスクス笑う。
まるで二人だけがわかっているように。
兄は社会ではまるで生きて行けないが、いやそうじゃないかもしれない。
それだけをそこだけを見ていれば、生きて行けないのかもしれないが、何も人間は生活力だけで判断することはないと思った。

兄は僕に力をくれる。
兄が生活が成り立たないのであれば、僕が成り立たせればいい。
僕は人一倍仕事して、兄を生かせばいい。
何故なら、兄は僕にとってなにかと意味のある課題を出してくれるからだ。
原動力だ。
僕にとって兄は必要なのだと、同居するようになってはっきりわかるようになった。

食べ物を散らかし放題の兄。
やりっぱなしの出しっぱなしの兄。
神経質でうるさい兄。
しつこくてこだわりが酷い兄。
生活する上でのことが自力で何にも出来ない兄。
いちいち手間がかかる兄だが、悪いところなんじゃない。
僕にはそれでちょうど良いのだろう。
抵抗せずに僕は兄を受け入れようと思った。

受け入れれば、きっと何かが僕に見えてくるはずだ。
猫はすぐに兄を受け入れて懐いた。
猫を抱く兄の顔はとても優しくとても素直である。
僕が兄のそのままの姿をそのまま受け入れなければ、僕は余計なことで苦しむのだろう。
僕もそのままの自分を受け入れたのだから兄に対してもそうだ。
そうしよう。

兄は相変わらず僕に対してわがまま放題だ。
しかし、引っ越しをしてきた当初よりも影響されなくなってきた。
もちろん兄もそうだろう。
昨日兄は僕に
「フン、飯を食って寝る、それ以外実に暇で仕方がない。
何かをしたいと思うが何がいいかただいま思考中だ。」

そりゃあいいと僕は笑った。
二人で笑った。




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短文 ハードルはでっかい方がいい。

無理だ無理だ、は嫌だ。
出来ないことは出来ないことと
勝手に決めつけているだけだから。
出来ないなんて、何故決めているのか
そっちのほうが問題だ。
まずは、出来ないと決めつけていることを、
スッカリ取って
出来ることだけに集中しちゃえばいい。

人にとっては、くだらないことでも
僕にとっては大発見ならそれでいい。
自分の中で大発見があったら、それはとっても凄いことだ。
いちいち人と比べても仕方がない。
大切なのは、自分で発見したことなんだからね。

ハードルはでっかい方がいい。
壁ならでっかい方がいい。
頑丈で、前人未到、
誰も乗り越えたことの無い壁だと思えばもっとそそられる。
さあて、どう攻略して行くのか楽しみだ。
人生を楽しむには、必ず壁が必要だ。
苦労があるから、人生は楽しめる。
苦労がなくっちゃ、人生は飽きる。

人生に障害というハードルを与えてもらって
僕は人生を飽きずに生きれる
自分を制することでいっぱいになってしんどくても
生きることは心臓ドキドキ
苦しいことが生きる証
這いずってでも生きてやろう
その先に必ずわかることがある
苦しめば学べることがある
学ぶために生きている

もしも神様がいるのなら
ようく見ているといいだろう
あれこれ障害だの
違う仕組みを与えたのかもしれないけれども
残念でした
僕はそれでも気にしない
人間としてなんてこともなかったと
証明してみせてやるんだからね

人と違うことに
何も気に病むことも無い
身体だって同じ
身長だって体重だって
顔だって肌の色だって髪の色だって
心の病だって
そう気に病むことはない
違うことは何の不自然でもなくて
自然なことだからね
美しさは自然なこと
自然であれば
それでいいのだからね


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