発達障害なう

ツイッターで、投稿したものをコピーしてあります。

アスペルガー症候群/ADHD

【ご注意】このブログ(ツイッター含む)の文章の内容は、僕が障害を乗り越える過程です。現在進行形ではありますので、人によっては不快に思ったり、障害当事者の方は、フラッシュバックを起こす危険性もあります。文章で生々しく当時のことを再現しておりますので、閲覧される場合はじゅうぶんご配慮の上、自己責任でお読みください。また、自傷などは、一切僕はしておりません。
また、このブログに書いてあることは、あくまで、一障害者の発言であり、専門家の意見ではありません。僕の発言だけを鵜呑みにすれば、危険をともなうことになりかねません。そして、僕の文章は、全てを網羅するものでもなんでもありません。そして、発言内容を他者に押し付けるつもりもございません。その点、ご留意の上、お読みくださると幸いです。
【自己紹介】ADHD アスペルガー症候群 強迫性障害 反社会性人格障害 10才で診断。双極性障害は19才で診断。 小1からの出来事をツイートしています。発達障害関連無言フォローします。愛の手帳4(療育手帳B2)障害者手帳1級取得。精神年齢14才。亡母がアスペルガー・ADHD、現在21才。フリープログラマー♂ 2015年6月9日スタート

ADHDの感覚

手に持っていたはずのものを
一瞬で失くした時
まるでマジックでも見ているような
詐欺にあったような
不思議な感覚が襲ってくるよね


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目をカッと見開いて
耳をかっぽじって
口はつぐんで
気を付けているのにやらかしてしまう
反省をして同じミスをしないぞとあれだけ心に誓い
あれだけ工夫をしたのに
何故またやらかすんだ
自分への怒りを通り越して
呆れるしか
そしてまた向き合うしかない

頭の中はごちゃごちゃなのに
大好きなものにはまっしぐら
歩きながらいろいろこぼして歩いて
いつも探し物をしている
夢中になると時間を忘れ
予定は意味をなさない
思い込むとやり遂げなければ気が済まず
やり遂げたところで何かを忘れている
いつもいつも半分の僕
いつもいつも困ってる

自分の頭自分の目
自分の耳
この手や足さえ信じられなくなるような
そんな感覚を味わえる
それがADHD

24時間戦えますか?
じゃなくって24時間困ってます。
それがADHD

自分の成分の99.9パーセントは
何かの間違いが含まれていると
そう自覚しておかないとやらかす
それがADHD

自信満々の時ほど自分を疑いなさい
完璧だと思ったときほど自分を改めなさい
その中に必ず間違いが潜んでいるのだから

チェックしたつもりなんだが
そもそもチェックした場所が間違っている
勘違いに気づかないから
間違いを指摘されるとビックリする
世の中サプライズだらけだと
勝手に思っている
それがADHD

間違えたり忘れたり失くしたり落ち着かなかったり
瞬発力は物凄いくせに
まともに自力で完結できた試しがない
それでも凹まずに
明るい未来と自分を信じる
それがADHD

毎日頭をかなづちで殴られたような
大きな衝撃を食らって
この世の終わりを感じる
自分はもう終わったと感じる
それなのに次の瞬間には
すっかり忘れてしまえる
脳の切り替えが自動的になる早技を持つ
神様がくれた唯一のプレゼントなのかもしれない
そう僕は解釈している

二つのことを同時にやろうとして
僕は器用だと脳内で喜んで大満足したのに
結局一つのことしか出来ず
にいちいち驚いてしまう
どんだけ自分は不器用なのか
気が付かない
それがADHD

興味を持ったもの
思いついてしまった事について
突進する力は誰にも負けない
それが世界の端にあろうとも
エベレストのてっぺんにあろうとも
計画を考えながら既に走り出す
どんなに遠くてもどんなに不可能だとしても
それを手の内に収めるまで
諦めることをしない
それがADHDの衝動性

誰にも止められない
自分が信じたものが危険だとしても
誰が何と言おうと
家族が全力でタックルしても
愛する人を失おうとも
自分の命を削ったとしても
走り続けなくては死んでしまう
止まると死ぬマグロのように
動き続ける生き続ける
それがADHD

恋愛をしたなら相手に即気持ちを伝え
驚かせるだろう
そして必ず返事は
早くしてくれと迫るだろう
ムードもへったくれもない
今この瞬間に答えてくれなければ
いつ忘れるかわからないのだから
はよせい
そう言って嫌われる僕

突然は無い突然じゃ無い
好きになったら一直線
手に入れるまでひたすら押しまくり
引くことを知らない
押して押して撃沈しても
次の日には忘れる
永遠は無いのかと聞かれても
一瞬が集まったのが永遠だから
一瞬を集めればいいと僕は答えるしか無い
刹那でもこれが僕の愛し方なんだ

毎日がサバイバル
今日はどんな一日になるのかな
冒険気分探検気分
ワクワクドキドキたまに冷や冷や
喜びは全力で表し
悲しみも全力で食らい
好奇心を満たすことにとんでもないパワーを出し
疲れるけれども
飽きない日々を過ごせます
そうADHDならね

はよしろはよせい
今返事しないなら明日は無い
好きな人に迫り壁ドンどころではない
ある意味脅迫のように追いつめる
心を見せろ心を今すぐ見せろ
待っていられない待てない
今が駄目ならさようなら
そうやって相手をビビらすだけの僕の恋

人一倍人百倍細心の注意を払い
細々と生活をして
人に迷惑を掛けないように
まともな人生を生きようと必死になって
突っ張っているのに
やっぱり片手落ち結局やらかした
生きているだけで生きている数だけ失敗をする
一生懸命やると一生懸命失敗する
悔しくて笑うしかない

同じミスを同じ要領で重ねてきた
ミルフィーユのように
何枚も重ねる
どれだけ重ねても完璧を求めたら終わらない
完璧なんて幻想なんだ
無いものを求めるからしんどいんだ
幻想に飲まれたら
迷子になる
中途半端な自分を愛そう

自分のふがいなさに頭を掻き毟り
悔し涙を流して
情けなくておいおいと泣き出す
頭がどうかしている自分は欠陥なんだと思う
自分は生きているのは迷惑だと思う
ひとしきり泣いて
次の瞬間
解決方法を考え始め
大笑いする
考えても仕方がない
僕は腐っても心までは腐らせない

今朝、自分のミスに気が付いた。
取り返しのつかないミスだ。
何時間か悔しくて泣いていた。
どうしてこうもうまくやれないのか。
生きているだけなのに、何故うまく生きれないのか。
簡単なことなのに、たった少しのことなのに。
自分で自分の首を絞めている。
絞めたくないのに絞めている。

僕は何もしていない。
ただ、社会の中でうまく生きて行きたいだけだ。
うまくとは、贅沢をしたいのではなく、ひっそりでいい。
無名でいいから、ただただ、生活をしたいだけだ。
しかし、やればやるほど、出来やしない。
誰かの手が無ければ、まともに生きられない。
悔しさで自分にガッカリだ。

わかっている。
仕事の重圧に耐えられないだけだ。
僕は贅沢だ。
自分で起業しておいて逃げるわけには行かない。
まともに食らってもどんなにきつくても僕は逃げないぞ。
出来るはず、出来なくても、出来るようにする。
ドントコイ。
負けるもんか。
しぶとく食らいついて手放すものか。

何かを見つけると何かを失くす
いつも探し物
いつも落し物
どこに目が付いているんだと目をこすってみる
どうやら二つあるようだ

人様に迷惑をかけてはいけない
やらかさないように大騒ぎしないように
贅沢をせず質素に生きて行こうと思うのに
結局誰よりもうるさくて
誰よりも失敗をして
大損するのが僕
わんわんと大泣きをして
立ち直るのも早いのが僕
ADHDの特性丸出しなことに
後で気が付いて呆然とする

生傷が絶えない
打撲が絶えない
心の傷も絶えない
今日も足をくじいた
また怪我した
じんじんする足を抱えても
忙しくて仕方がない
いや自分でわざわざ
こんがらがって
忙しくしているかもしれない

毎日がドラマチックだ
今日は安泰に静かに暮らしたい
そう願うのにそうならない
片付けても片付けても生きているだけで散らかる
散らかるだけなら生きていることも
無意味に思える
もし生きるなら散らかすことも
意味の有るものにしなくてはならない
失敗は糧に出来るかと試されている

さっき仕事の合間にうまいせんべいを食べていた
ボリボリと夢中になって食べていたら舌をかんだ
食べることにばかり夢中になるので
舌のことを忘れてしまう



※僕は、アスペルガーとADHDの両方の診断を受けていますが
仕事の面では、ADHDの特性で苦しむことの方が多いです。

ストラテラを服薬していた時期もありますが、
現在では、副作用のために服薬をストップしています。


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秋を探しに捜索をする

僕はコロコロが大好き
朝妹が学校に行く準備をしているときに
制服にコロコロをしたくて仕方がない
今朝もコロコロを持って
妹の周りをウロウロして
隙を見てコロコロしようとする
綺麗にしてやりたいだけなのに
「コロコロさせてやるほど暇じゃない」
と言われる
思いを遂げられずがっかりだ


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小学生の秋「秋を探しに行きましょう。」
と先生は言った。
皆は「はーい。」と元気に答えたが
僕は一人で
「なんかまずいことになっているのかもしれないな。」
と思った。
小高い山に引率され、てっぺんに到着すると
先生は「秋を見つけましょう!」と再度言った。
僕はアキという子を探した。

僕は必死になってアキを探す。
皆は手にドングリやら、色づいた葉っぱを手にブラブラしている。
「遊び半分でやっているんじゃ、捜査の邪魔だな。」
と、僕は眉をひそめ、やれやれと気を取り直して捜索を続ける。
一体どこに行ったんだ。
行方不明になりそうな薄暗い山には、栗も落ちていた。

栗は、とがった針に覆われて、凶器になりうるくらい鋭利だった。
「おお、恐ろしい。これは危ない。もしやアキという子も・・。」
と、絶望的な妄想をしながら、僕は山の中を捜索する。
僕は、リュックに朝母が突っ込んでくれたビニール袋を取り出し
何かの証拠を集めようと、足元をジロジロ見た。

捜査では、よく犯人の足跡を採ったりする。
僕も、目を皿のようにして、足跡がないかを見るがよくわからない。
そもそも、皆があちこちに走り回っているので、現場は荒らされ放題だ。
僕は「チッ」と舌打ちをして、周辺の子供たちの騒ぎにイラついた。
ここじゃまともに探せそうにも無い。

すると、背後から誰かが声をかけてきた。
「どうかな?見つかったかなー!?」
非常に明るい声で、笑顔な先生であった。
僕は、その顔に苦悩の表情で返し
「そうそうすぐには見つかりそうにもありませんね。」
と返事をした。
「そっか、よく探してね!そして持ち帰りましょうね。」
と言った。

先生はそう告げ僕の肩をポンポンと叩き去っていったが
その後ろ姿に僕は
「連れ帰る、の間違いだろうが。」
とつぶやいた。
結局、アキという子を発見に至らずに
「皆さん!集合でーす!」
という掛け声とともに、捜査は終了した。
しかし僕はビニール袋に証拠になりそうなモノを採取した。

証拠は持ち帰ってよく確認し、調べてみよう。
そう僕は思い、学校まで大切に持ち帰った。
それにしても、皆は使えない。
子供は皆そうだ。
煩いし集中力も足りないし、邪魔しかしない。
教室に帰ると先生が
「皆の秋を見せてくださいー!机の上に出してみてね。」
と言った。
は?
アキを見せる?

皆は口々に
「はーい。」
と元気よく返事をし、
それぞれ持ち帰ったビニール袋の中身を机の上に出した。
僕は大切な証拠なので、迂闊には出せずにいた。
机の上に何も出さない僕に先生は
「みらいくんは何を見つけたのかな?」
と聞いた。
僕は
「残念ながら発見には至りませんでした。」
と言った。

先生の目はキョトンとして、僕を再度見た。
「まあ、よくテレビでそう言うじゃないですか。
しかし、一応証拠になりそうなモノを集めてきました。」
先生は、黙ったまま僕をじっと見た。
これは、疑われているかもしれない。
僕はサボっていたわけではないぞ、
と思いビニール袋を取り出した。

机の上に、ビニール袋からそっと拾ってきたものを並べた。
ガラス片、小石、大きめの石、現地の砂、何かの種、
腐りかけたようなビニール片、腐食した葉。
先生にひとつずつ見せながら
「これを検査すれば何らかの痕跡が見つかるかもしれません。」
と言った。
先生は、黙ったまま僕を見つめ続けた。

僕は授業が終わった後に、先生に呼ばれ、
拾ってきたものが何故秋なのかを聞かれた。
「何故と言われてもアキに繋がるかもしれない証拠に
なりうるかはこれからの検査次第です。」
と言ったところで、
先生は
「検査しないとわからないの?」
と言った。
 「当たり前でしょう。」
と先生は馬鹿なのかと思った。

僕は続けた。
「証拠は、綿密に調べれば、もしかしたらアキの痕跡が残されているかもしれません。
それと、残念ながら現場が荒らされて足跡が採れませんから・・」
先生はうんうんと頷きながら腕を組み
「そうそれで、秋を検査するとわかると思うのね。
たとえば葉っぱが腐っているからとかね。」

「アキを検査するわけではありません。
アキの痕跡を検査すると言っているのです。
腐った葉っぱから何かの証拠が採れるかもしれませんし、
DNAとか、血痕とか唾液とか。」
先生は、
「痕跡?」
と混乱したような顔を見せた。
「いえ、わかりませんか?」
と僕が言うと、
先生は
「ん、ちょっと待って。」

「みらいくんは、いったい何を探しに行ったと思っているの?」
と聞かれた。
思っているだって?思うとは、どういう意味なのだろう。
思うも何も無いだろう。
そのままアキを探しに行っただけであって。
僕は、先生に
「アキという子ですよ。」
と言い
「先生が探そうと言ったじゃないか。」

「アキを見つけると、そう言いましたよね?
行方不明なんですよね?
それで皆とあの山に連れて行かれた。
だから僕は一生懸命探しましたが、発見しなかったので、
証拠になりそうなモノを持ち帰ったという次第です。
何かおかしいですか?」
先生はそこでハッと息を飲んで、すべてを悟ったような顔をした。

僕は、説明を受けることになった。
先生は黒板に「秋」という文字をチョークで書き、
アキという子を見つけに行ったのではなく、
秋を見つけに行ったこと。
また、秋を見つけるとは、秋を連想させるモノの事であるということ。
黒板にグイグイと矢印を書き
「秋→ドングリ、紅葉、栗、松ぼっくり」
と書いた。

そして僕を勘違いさせたこと、
意図の違う捜索をさせてしまったことを、
「ごめんね、まさかそう考えるとは思わなかったのよ。」
と言った。

僕は抽象的な言い回しは理解しにくく、
特に指示に抽象的な言葉を入れられると、
言葉そのままを受け止めてしまう。
小学校一年生の秋、
僕の捜索は終わった。 




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Mくんは本物なのか?

小学生の時、消しゴムを忘れ後ろの女の子に借りた。
下校して、家で母にその消しゴムを見つかり咎められた。


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母「お友達の消しゴムを持って帰っちゃ駄目でしょう。」
僕「何故?」
母「借りたものはすぐ返さないといけないわ。お友達が今頃家で消しゴムが無くて困っているわ。」
僕「え!家があるだって?」

母「そうですよ宿題をやるでしょう。それに借りたら返さなきゃ。」
僕「返してくれとは言われていないけど。」
母「返さないとお友達も使うのよ。」
僕「使っていなかったよ。」
母「それは学校ででしょう?」
僕「うん。」
母「だから家では宿題をするから使うのよ。」
僕「家があるだなんて今知ったもの。」

母「それは、お友達にだって家はあるし、お父さん、お母さんだっているでしょう。」
僕「え!?なんだって!?そうなのか。」
母「そうよ、お友達だって家に帰るんですから。あなたと同じです。」
僕「同じだって!?」
母「なんだと思っていたの?」
僕「学校に行くと友達が、湧いてくるんだと思ってた。」

母「え!?」
僕「え!?」
母「湧いてくるってどこから?」
僕「教室の壁?それか廊下の向こうかな?突然湧くし。」
母「なんですって?湧きませんよ。家から来るんですよ。」
僕「え!?」
母「じゃなきゃお友達はどうなると思っていたの?」
僕「学校が終わったら消えるんだと思ってた。」
母「え!」

僕「そうでしょう、さようならしたら居なくなるもの。消えてしまう。」
母「消えるわけがないでしょう。」
僕「いや消えるみたいだよ。学校に放課後、行った事があるんだけどね。
まるっきりスッカラカンで綺麗に存在が無くなるんだよ。気配も無い。」
母「それはそうでしょう。家に帰るんですから。」

僕「まさか。そんなこと見たの?」
母「まあ、実際には見てませんけれど。」
僕「ほうらね。帰っていないし、それを見ていないからわかるわけがない。
友達は学校にしか居ないんだよ。」
母「・・・」
僕「人に話すときはちゃんと存在を確かめてからにしてくれる?」
母「困ったわね。」
僕「僕も困ったよ。」

僕は、学校の友達も先生もすべて、
学校の付属品くらいにしか理解していなかった。
学校に行けば友達が居るのは、
僕が登校するとあちこちから湧いてくると思っていた。
母は、友達と一緒に下校したり、放課後友達の家で遊ぶことがあったらしいので、
そこで学校から家への繋がりが認識出来たのだろう。

しかし、僕は下校は一人だったし、
放課後友達と遊ぶことも無かったので、
友達は学校にしか存在しないと思っていた。
おまけに友達の家族までわかるわけもなく、
最初は凄く混乱をした。
そしてどうしても、母の言葉を信じることが出来なかった。
ゲームにログインするみたいにしか人を見ていなかったのだ。

それから母は、僕に学校に居る友達と、
家に居る友達を結び付けようとしてくれた。
同じクラスのMくんの家に訪問するきっかけを作ってくれたのだ。
僕は、とある家にいつも教室で見るMくんが居ると知って物凄く驚いた。
そして玄関の向こうからニコニコしたMくんが出てきたときには、またびっくりした。

僕はMくんの顔を凝視し、本物か確認しようとして何度も見た。
確かに、姿はMくんに間違いない。
それに声もMくんだ。
(なんだと!Mくんは二人いるのか!?それか瓜二つなのか?クローンなのか!?)
目を見開いて驚いている僕を、
Mくんは笑って
「僕の部屋においで。」
と言った。
僕は心細くなった。

僕はこの家のMくんとは初対面なので、
家に入って良いのかわからなかった。
困ってしまって、母を見るがどこかのおばさんと話しをしている。
すると、おばさんが僕に
「みらいくんどうぞ、5時まで遊んでいいわよ。お母さんがお迎えに来るからね。」
僕は何故、僕の名前を知っているのか恐ろしくなった。

僕は(なんだ、何故名前を知っている?スパイか!?)と
仰天しながら、もう刃向うとまずいと思った。
実際にはMくんの母親だったらしいが、僕はスパイだと勘違いをしていた。
その日は恐る恐る瓜二つのMくんの家で遊び、結構楽しかった。
母親が迎えに来るまで、持参したオヤツも僕はもてなした。

それから何度かMくんに瓜二つのMくんの家に遊びに行ったが、
どうもMくん同士、情報交換がなされているらしいと知った。
何故なら、教室で話したことが家でのMくんの会話にも出てくるからだ。
教室のMくんに「合言葉」も教えておいたが、
家でのMくんもそれを正解した。
一体どういう仕組みなのだ。

そして決定的だったのが、Mくんといよいよ一緒に下校する機会があった時だった。
僕はマジマジとMくんがどこで消えるのか、ジロジロ見ていた。
しかし、Mくんは、途中で消えることも無くそのまま、
あの家に帰りMくんとしておばさんに迎えられた。
ここでやっと僕はMくんの存在を疑うことを止めた。

今でも、Mくんは僕のことを覚えてくれている。
僕ももちろん、彼のことは忘れないだろう。
友達がはじめて、学校以外の外の世界にも存在していることを、
認識させてくれた素晴らしい友達だと思っている。
あのまま勘違いのまま、僕は成長しなくて良かったと、
今、真面目に思うのだった。 



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ツイッターのTL

ツイッターのTLを読んでいると、
きっと僕にはたくさんタメになるであろう文章や、
情報があるのだけれども、言いまわし方が難しくて、
意味が読み取れないことが多い。
歯がゆくて仕方がない。何度も読み返すんだけどわからない。
僕は国語力が幼稚なんだなっと自覚します。
勉強が足りないんだなあ。


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僕の文章は
「読みやすい」
と言われるのだけれども、むしろ難しい文章を書けないんです。
大人っぽいというか、格好いい文章を書けないだけだったり。
そういえば、使っている漢字も少ないしね。
ちゃんと学校に行っていなかったから、
文も自分の好きに書くことと、
自分も読みやすくしてあるんです。

話すときも同じで、よく「聞き返す」ことをします。
複雑な内容や時系列がバラバラな場合は、すぐに理解出来ないことが多いです。
それと、先々のことは、それが簡単なことでも、即答出来なかったりする。
何度も聞き返してしまって申し訳ないのだけど、
しかし、聞いたところでよくわからないこともある。

TLで見かける文章で、今風のかっこいい文章ですね。
あれは、僕一生懸命理解しようと必死で読み返すんだけど、
やっぱり何が言いたいのか、何が問題なのか、
さっぱりわからなかったりして困ってしまう。
しかし、皆はわかっているようなので、凄いなと思う。
恥ずかしいけれど読み取りの悪さは酷いです。

僕のツイートを読んで質問してくれたり、
返事をくれる場合がありますが、
それは僕が書いたことについてだから返事がすんなり出来るんです。
同じように僕も皆のところを読んでリツィートしてみたいんだけれど、
理解が怪しいのでしたくても出来ない。
まさかどういう意味?とも聞けないしね。

僕は返信はいつもしてくれるのに、
ちっとも自分のツイートには突っ込んでくれないなんて思うでしょう?
ところが、本当は参加したいし、首を突っ込みたいが、
意味を理解出来ないんですよ。
そこにあるのは日本語なのに、何故か何度読んでも
?マークが付いて回る。
何故だろうって苦しいんですけどね。

同じように、リアルの話、会話にもついていけません。
僕はとっても一生懸命耳をガッっと広げて聞いているんですけど、
脳に行った時点で理解していない。
僕も、自分でビックリしますよ。
目の前の人が何を意図して話しているのか、
さっぱりわからないので、どういう顔をしていいのか
困ってしまいます。

不思議なフィルターでも脳についているんですかね?
って思います。
何回聞いてもわからないので、終いには「ふうん」(語尾が下がる)と
返事をして済ませていますが、実際には意味がわかっていません。
僕は残念でたまらないのです。
会話をしたいのに、それが面白いのかなんなのかわからないのです。

長い会話になるともっとわかりません。
日本語なのに、日本語じゃないようです。
TLではたくさんの人の会話が飛び交っているのに、
僕はそれを読んでいるのに、ほぼ理解出来ません。
自分のことしか理解出来ないという脳なようです。
だから自分勝手に思われますが、仕方が無くそうなっているのです。

僕にとってどうなのか?が
わからないことには、他の会話が
シャットダウンになる特性もあるのでしょうか。
それか自分が興味がないと、脳が理解しないとか。
会話でもそんな調子なので
「コイツ大丈夫か?」
と思われることも多々あります。
親しくなると「どういう意味?論点は?」
ってばかりになります。

相手が笑わそうと面白いことを言っても、
意味がわからないので真面目に質問してしまい、
空気を悪くしてしまいます。
もちろんわざとではなく、なんとかその発言の意味を理解しようと
必死に質問をするのですが、うざったいようです。
おまけに笑いのツボが違うのか
意味がわかっても可笑しくないのです。

会話についていけないのは、
意味を理解する速度が極端に遅いのと、
意味を理解しても共感出来ないからだと思います。
たとえば「そうそう、そうだよね!」っていうのが、
自分からの発信じゃないと通じにくいのです。
ドラマでも映画でも意図がわからず困ってしまいます。
常にクエスチョンで支配されます。

ツイッターで人と交わるととても嬉しいし、
もっとTLとか読んで理解したいのに、
解説がないと僕にはわかりません。
だからなんだか面白そうだけど、どう言っていいのかわからない場合は
読んで終わってしまうのですね。
そういうところは非常に力が弱いと言うことです。
気の利いたことも言えませんし。

会話の中で多いのが、ドジしちゃったみたいな話です。
僕はそれを聞くと
「それは、怠けているからだ。」
と評価し、大真面目に改善策を言うのです。
しかし人はそれを聞くと、とても落ち込むようです。
散々熱く改善策、工夫などを論じた後に、
相手が泣きそうになっている様子に
気が付いてびっくりします。

僕は、人から話をされたのなら、
それが「娯楽」とは思えないのです。
何かしらの議論かな、改善しなくっちゃと思うのです。
提案を求められているのだと思ってしまう。
決して、やり込めようとしているのではないのですが、
そうなってしまうようです。
僕は、周囲には恐ろしい人だと思われています。

人の会話に混じってみたいし、
ふんふんと聞き流してみたいです。
関心か無関心かの両極端になってしまうのでまずいのでしょう。
今後もみなさんの会話を読みながら、
何度も読み返して、
僕ならどうやって話すのかというのを
勉強していきたいなと思っています。
TLに☆がついたら読んでいますからね。 
(現在は♡になっていますね。)




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ADHD整理整頓の仕方

【整理整頓の仕方】

ADHDは片付けが苦手だ。
僕はずいぶんこれには悩まされた。
なんでもかんでも机の引き出しに突っ込むせいで、
いざと言うときに探すだけに時間を取られるだけで
結局探せなくて買い足す。
そんなことを繰り返していたら部屋の中が
グチャグチャになり自室はゴミ箱になってしまう。

あまりにも酷い部屋の有様を見れば、
さすがの僕もやばいと思う。
しかし、ゴミ箱のモノをあっちにこっちに移したところで、
結局すぐに汚れる。
何度片づけても片づけても、片づければ片づけるほど
何故か散らかって行く。
集中が続かないので、途中で片づけそのものも
嫌になってしまいふて寝してしまう。



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ADHDの母も昔は僕と同じだったそうだ。
親に片付けなさいと言われると、まるでブルドーザーのように、
床に散乱したモノをザァッーとかき集め
押入れに突っ込んでいたせいで、
毎日「押入れの雪崩」が発生していた。
子育てをはじめると、片づけられないことは
悪化して表面化し、部屋はモノで溢れた。

母の一番酷い時は、赤ん坊が生まれてからだ。
独身時代はそれでもなんとかやっていたらしいが、
結婚して子育てのために専業主婦になったのにも関わらず、
家事に手が回らなくなってしまい放心状態になってしまった。
散らかった部屋に赤ん坊と遊んでいたところを、
両親が遊びに来て仰天したそうだ。

子供のオムツは洗えずに漂白をしたまま放置し、
部屋はベッドの上しか、普段居られる場所は無かった。
金銭的な余裕が無いので料理も漬物と米くらいしか食べられずに、
ただ赤ん坊をあやすだけだったようだ。
まだ母は21才だったから、赤ん坊にどうしたら
良いのかもよくわかっていなかったようだ。

母の両親は、新居が散らかり放題な実態を見て、
家庭の主婦である母の怠慢だと叱ったそうだが、
若い母は、ただ頷き
「出来ない。」
というだけで、片付ける気力も無い様子だったそうだ。
まだ、ADHDという診断も受けていなかったので、
誰も異常なことはわかっているが、ただ呆れるばかりだったそうだ。

母は、その頃のことを思い出しては、僕に話してくれた。
まだ子育ても要領がわからない上に、
両親から離れた場所で一人で子育てをしなくてはならず、
部屋は片付かず、料理も豆腐を買うか悩むくらいの
貧困だったそうだ。
その上、ADHDを抱えていたのだから
どれだけ苦労をしたのだろうと僕は思った。

両親に咎められ、
母は
「このままの環境では、子供のためにならない。」
と一大決心をし、来る日も来る日も掃除に明け暮れたそうだ。
しかしやはり片付かない。
どうしても部屋がスッキリせずに、目を何度もこすったそうだ。
何時間片付けようとも一向に綺麗にならない部屋を
じっと見たのだそうだ。

「おかしい。これは片づけにかける時間の問題ではない。
そもそも整理の問題なのではないか。」
何かがプチッと切れた母は、
それから掃除の手をいったん止めて、モノの処分に取り掛かり、
一気にほとんどのモノを捨ててしまったのだという。
母曰く
「あの時ほど爽快でスッキリした事はなかったわよ。」

母の
「なんでも捨てる癖」はこの頃に身についたに違いない。
あの時の快感がおそらく忘れられないのだろう。
今でも少し部屋が乱雑に感じると、
ブルドーザーのように腕が動き中身を確認しないで捨ててしまう。
携帯も捨ててしまったときには「問題ないわ。
だってわたしは子供だけは捨ててないのだから。」

不敵な笑みを浮かべる母を見て、
僕たち子供は思わずゾッとしたものだ。
下手をしたら、ゴミ袋に入っていたかもしれないぞと笑いあった。
母は一斉にモノの処分をしてから、次にモノを買うときに吟味したり、
モノが収まる場所を徹底的に作ることに没頭したそうだ。
端からラベリングもしたそうだ。

母はありとあらゆるものに
「駐車場」
を作るのだと言う。
いわゆるモノの指定席なのだが、
これがまた異常に細かい。
ペン一本から洋服に至るまで、すべてジップロックに収まっている。
中身が見えないと不安になるので、
「すべてを透明化、スケルトンにすればいい。」
と思いついたのだと教えてくれた。

ジップロックに入ったモノたちは、ラベリングされ全て管理される。
管理番号は分類されまとめられ、どの棚に収まるのかを決定される。
モノが必要になったときに、逆引きが出来るようにファイルも工夫された。
こうすることによって在庫管理も可能となったという。
まるで、どこかの会社のようである。

母は、何年も何年もファイルを作っては、
使いにくければ作り直しを繰り返したそうだ。
ラベルも工夫を重ね色分けをし、生活に必要なモノは吟味し、
なるべくシンプルにスマートにして不要なものは排除した。
我が家の引き出しはおかげさまで、
研究所のサンプリングがズラリと入っているような感じだ。

すべての洋服も管理されている。
写真に撮られジップロックに張り付けられる。
わざわざ中身を広げて、
「これはどんな洋服だったかな?」
と確認しなくても済むようにだ。
また季節によって色分けをしてあるので、衣替えもスムーズである。
洗濯をしたら、必ず所定のジップロックにいれるようになっている。

僕はこの母流の洋服管理が、小さいころは面倒で仕方がなかった。
何故なら、片付けるのは、障害が重いサイくん以外、
個人に任されていたからだ。
洗濯された洋服はそれぞれの部屋に「配達」される。
それを自分で綺麗に入れなければならなかった。
万が一にもジップロックに入れなければ捨てられてしまう。

母は容赦はしない。
家のルールについては厳しく守らされた。
僕は反発していた頃があったが、
洋服をジップロックに入れるのが面倒で放置していた。
母に
「今後は自分で管理するのでジップロックは結構だ。」
と訴えた。
すると
「それで管理出来るのなら一番良いでしょう。やってごらんなさい。」
と言った。

僕は、モノを管理出来るものと思っていたから清々した。
「いつまでもガキじゃあるまいし、なんでもジップロックに入れちゃって馬鹿みたいだ。」
と思っていた。
しかし、一週間もしないうちに、
洋服ダンスは引き出しが閉まらなくなり
着るものが部屋に溢れはじめた。
Tシャツのありかがわからなくなった。

おかしいな、
何故僕はモノが探し出せないのだろう。
と何度も我が目を疑い、洋服をかき回した。
ひとつ見つけてはひとつ失くす、これを繰り返すので、
部屋はあっという間に散らかった。
僕の部屋を開けた母の顔が今でも忘れられない。
「あなたも同じね。」
と言いながら
笑ってジップロックを寄越したのだ。

僕はその時に、はじめて自分の脳がモノの持つ刺激にやられやすく、
整理をして快適に過ごすには、駐車場(指定席)を作り、
管理する必要があると自覚した。
母の今までのやり方を見ていたので、そのまま真似をした。
すると、徐々に部屋は整理され、ゴミ箱状態から脱していった。
そして整理好きになった。

同じ悩みを持つADHDの人たちが、
どうやってモノを管理しているのかはわからない。
中には、モノに翻弄されて潰されそうになって、
おまけに時間ばかりかけて掃除をしても整理出来ない人たちも多いのだろう。
しかし、もしそうなっていたとしても諦めなくて良い。
解決する方法はいくらでもあるのだ。

片付けなんてつまらない作業だ。
飽きるし下手をしたら、だらしない様を見て自己嫌悪に陥るし、
踏んだり蹴ったりだ。
しかし、片付けたいのならやるしかない。
ここでつまらないことばかり=片づけとなってしまう。
まずは、そこのスイッチを変えると良い。
片づけることはスッキリ爽やか良いことばかりだ。

僕流ADHD用片づけ注意点として以下に挙げておこう。

①片づけのイメージを爽やか、
能率的、シンプル、すっきり、把握できない不安がなくなる
など良いイメージに脳内変換する。

②集中する時間が短いので、短時間しかやらない。
パートに分けて取り掛かっても良い。

③動線を考えて配置する。

④モノにラベルを酷使する。もしくは色分けをする。
ジップロックも良い。

⑤部屋が乱雑になってきたら、写真に収めておく。
どこに問題があるのか研究することが出来る。
ADHDの人が部屋の現場で眺めたところで、
落ち着かずにじっくり考えられないので逆効果だ。
 
⑥色の統一性を肝に銘じること。

⑦片づけをしたら、自分へのご褒美を決めておくこと。
毎日設定しても良いかもしれない。
僕は片付けた後に、おいしいものを食べるか飲む。

 ⑧気分の乗らないときは、お休みをする。
義務のようにやってしまうと、片付けが嫌いになってしまう。
ただし休み中は写真には納めておく。
問題点がわかりやすい。

細かく言えば、もちろんまだまだクリアしなくてはならないことがいっぱいある。
不用品を捨てること、そもそも分別出来ない場合には、
モノを手に取ったときに、
頭の上に「?」マークがついたものは、?マーク箱にいれると良い。
?のモノは不用品か切羽詰まっていないので後日猶予を決めておいて捨てる。

僕の場合、部屋が散らかり放題の時には、
?マークのものだらけだった。
部屋の様子は心の様子に等しい。
要するに、心の整理が出来ずに、
結果?マークばかりになっていると、
部屋も?マークの得体のしれないモノが集まるという仕組みなのだ。
?マークのモノは排除すると心まで明るくなってくる。

モノは、必要(または重要)・不要(ただたんにゴミ)・?マーク(心の乱れ)の3つだと思う。

もしも、心の中に自分にたいして必要じゃないし、
不要じゃない、なんだかわからないモノばかり潜んで溢れたら、
誰だってわけがわからなくなり心が重くなってくる。
それと同じで部屋もスッキリしないのだ。

ADHDという障害を抱えているからこそ、
ハッキリしておきたい。
生きているだけでも、自分が散らかりやすいのだから、
心の中や部屋の中を整理して、環境を整えてみたらどうだろうか。
簡単なことだ。
?を排除するだけなのだから。
自分で把握していない、よくわからない
先のものを抱えると重いだけだ。

素晴らしい面白い発想が芽生えるADHDの人たちには、
未来の心配など不要なのだ。
今、この瞬間に
「思いついたこと」や「奇抜なアイデア」や「素晴らしい実行力・行動力」
には、何も?マークは要らないだろう。
?マークがあったとしても誰も止められないのだから。
今を生きるADHDなんだから。 




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